珈琲タイム

あなたがいるから、わたしも光る

平昌オリンピックまでいよいよあとひと月。

連日、各競技の代表選手が発表され

応援ムードもヒートアップしていますね。

 

ところでちょっとさかのぼって。

昨年12月27日付の神戸新聞朝刊1面に

こんなコラムが掲載されました。

書き出しに新子句が引かれています。

 

 

 川柳作家、時実新子さんを代表する句に

 <君は日の子われは月の子顔上げよ>

 がある。太陽のごときあなたがいて、

 わたしは月のように美しく輝く―

 燃えるような恋心をうたっているのだが、

 時としてこの句は切磋琢磨でお互いを

 高め合うライバル関係にも当てはまる気がする。

 あなたがいるから、わたしも光る。

 この場合はどちらも太陽であり月でもあろう。

 

そしてフィギュアスケート女子の代表を競った

坂本花織選手と三原舞依選手を紹介。

2人は同じ神戸出身で、

「かけがえのない親友で、ライバルだという」。

 

決戦の全日本選手権。

管理人もテレビ観戦してました。

五輪代表には坂本選手が選ばれましたが、

三原選手も大健闘。

ほんと、2人の切磋琢磨はまだまだこれから

どんなドラマを紡いでいくのか。

 

さて冒頭の新子句を受けて

コラムはこうエールを送ります。

 

 坂本さんの今季のショートプログラムは

 ベートーベンの「月光」だった。

 銀盤を月のように美しく照らして

 ―と大舞台が輝く君を待っている。

 


新子花ごよみ #47


犬走れ使いに走れ愛走れ   新子

 

 

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

戌年。そして平成30年。

来年に向けて、平成という時代の

カウントダウンが始まりました。

未来を見すえながら、来し方を振り返る

というと、ふとかつてのミレニアム・フィーバーが

よぎったりもします。

 

さても年頭、なんとも頼もしい犬に登場してもらいました。

みなさまにとって

愛にあふれた一年でありますように。

 

 

(句集『愛走れ』 時実新子/角川春樹事務所)


今年の漢字

 

 

メリークリスマス♪

そして2017年も残すところ1週間となりました。

総括、なんていうと大層ですが

今年は時実新子没後10年、

まさに新子イヤーとなりました。

元旦の神戸新聞の特集企画を皮切りに

各紙が大きく特集を組み、

姫路と神戸、2つの文学館での

時実新子展が話題を呼びました。

また記念講演や出版、

NHKのアンコール放送なども相次ぎ、

さまざまに「時実新子」が再注目された年。

 

いや、「再」ではなく。

今だから語れる新証言や新資料の公開は

没後10年ならではの収穫。

また、今年初めて新子句と出会った方たちが

今という時代の中で作品の魅力を

次々に新発見しています。

かくいう管理人も、

これまで知らなかった、気づかなかった

「時実新子」に出会い、驚き連続の1年でした。

 

というわけで、

先頃発表された今年の漢字は「北」でしたが

当方では「新」に決定。

新子の新、新しいの新。

そして来年は、みなさんに

どんな新しいが始まるのでしょうか。

 

今年もおつきあいありがとうございました。

来年も引き続きご贔屓に。

どうぞ良いお年をお迎えください♪


新子展は明日まで

昨日は冬至でしたね。

ハイ、ウチも柚子風呂たてました。

そして明日はクリスマスイブ。

神戸文学館にて好評開催中の時実新子展も

いよいよ楽日を迎えます。

 

 

没後10年の新子イヤーを締めくくる特別展、

どうぞお見逃しなく。

 

 

こちらは、そごう神戸店の

クリスマスイルミネーション。

ルミナリエは終了しましたが

元町も三宮も

ザ・クリスマスモードです。

 


キラッと、スカッと1日講座

管理人からのお知らせです♪

来年1月に西宮、神戸、大阪にて

川柳の1日講座を開催します。

気持ち新たに、ここから詠み初めしませんか。

初心の方、歓迎です。

ぜひお気軽にご参加ください。

 

◆NHKカルチャー西宮ガーデンズ教室

 「キラッと川柳 〜こころを詠む」

 2018年1月16日(火)10:30〜12:30

   https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1138606.html

 

◆サンケイリビングカルチャー神戸教室

 「仕事帰りにスカッと川柳 〜こころを解き放とう」

 2018年1月9日(火)18:30〜20:30

 https://living-cul.com/course/a011000000vUqOWAA0/

 

◆サンケイリビングカルチャー梅田教室

 「仕事帰りにスカッと川柳 〜こころを解き放とう」

 2018年1月17日(水)18:30〜20:30

 https://living-cul.com/course/a011000000vUL0NAAW/

 


新子花ごよみ #46


山をうしろに海をうしろになおも歩く   新子

 

 

ダイナミックな一句です。

山に海に向かう、ではなく

「うしろに」として

景をいっそう鮮やかにしました。

その絵から、過去は振り向かず

ただ前をゆくという覚悟が感じられます。

下五が六音の破調であるのも力強し。

 

 

 

一転、こちらは

神戸の空を歩いているサンタ氏です。

ちょっと神妙な面持ちで

どこへ向かっているのでしょうか。

 

神戸では先週8日からルミナリエが始まり、

また今年は世界一のクリスマスツリーも

話題を集めています。

http://kobe-luminarie.jp/

http://www.soratree.jp/

 

あ、神戸へお出かけの際には

神戸文学館で開催中の新子展へもぜひどうぞ。

 

(『時実新子全句集』/大巧社)


新子日録

神戸文学館の新子展にさりげなく展示されている

カラフルなファイル。

実はこちらもぜひ注目いただきたい資料です。

 

中味は「月刊川柳大学」に毎号連載されていた

「朝礼」(巻頭言)や巻末の日録を、

コピーして綴じたもの。

日録は「学園日記」から「くもち坂覚え書き」、

「新子日録」へとタイトルを変えつつ、

これがもう抜群におもしろいのです。

 

こんな1ページです。

日々の記録や雑感の軽いメモのようで

そこは時実新子のペン。

たとえば2000年3月25日。

「カレンダーに○印があるが何があったか思い出せない。

 思い出せない日は死んだ日だと思うことにする。」

翌月4日。

「郵貯センターの課長と女子職員のお二人来訪、

 一日所長の打合わせ。

 記念切手のミシン目が切り取りにくい、など

 さんざん悪口を言ったあと、出されたお土産が

 『記念切手セット』。舌禍おそるべし、よねえ。

 ついでに言えば〈電話では失礼やって来て邪魔な〉も私の句。」

 

日録もまた本音満載で、

今読んでもウフフタハハと笑える、唸る♪

ご来場の折には、ファイルもぜひお見逃しなく。

 

さて今日は午後から神戸文学館主催のイベント

「万葉集ゆかりの敏馬神社を訪ねて

  〜歴史散歩と川柳講座〜」を楽しみます。

神戸はほんにウォーク&川柳日和です♪


お向かい、お隣りへもどうぞ

 

先週アンコール放送された

「NHK映像ファイル あの人に会いたい〜時実新子さん〜」、

ご覧になりましたか?

時実新子をぎゅっと凝縮した10分間で

こちらにもさっそく反響が届いています。

「先生の笑顔、めっちゃ懐かしかったです♪」

「こんな方だったんですね。声もことばも迫力ありますね」

ほんと、管理人も懐かしく。

映像の中で生き生きと動き、語る先生にドキドキでした。

 

※NHKワールドプレミアムでもオンエア予定です。

 2017年11月22日(水)深夜25:34〜25:44

 

さて写真はただいま神戸文学展で開催中の新子展の1ショット。

こちらも「観る」「読む」展示でいろいろ話題を呼んでいます。

 

ちなみにお向かいの横尾忠則美術館ではちょうど

開館5周年記念展「横尾忠則 HANGA JUNGLE 」を開催中。

http://www.ytmoca.jp/

 

またお隣には神戸が誇る王子動物園があります。

パンダの旦旦(タンタン)もお出迎えしてくれますよ。

http://www.kobe-ojizoo.jp/

 

新子展と組み合わせていただくと、楽しさも倍増!?

でも、くれぐれもあったかくしてお出かけくださいね。


新子花ごよみ #45


猫の絵を切り抜く音を立てないで  新子

 

 

あらあら、切り抜いた絵は、

みるみる毛並美しき猫になって

ご主人様の膝の上。

よしよしとひと撫ですれば

ミャーオと甘い声などたてて、

なんという妖しさ。

 

一方こんな句もあります。

 

 絵になってから白猫の息せわし

 

二次元三次元を自由に行き来できるのも

猫なればこそ?

 

さて、冒頭の絵は時実新子作です。

知る人ぞ知る「絵描き」の新子。

「川柳大学」誌85号から132号までの表紙絵は

自らが手がけました。

今日から始まる神戸の時実新子展では

その全号が並ぶとのこと。

新子の「軽妙洒脱な絵心」もぜひお楽しみに。

 

(『時実新子全句集』/大巧社)


歴史散歩をご一緒に♪

秋の1日、神戸でぷらっと歴史散歩&川柳はいかがですか。

神戸文学館の新子展スペシャル企画として、こんな講座を開催します。

 

神戸文学館特別展・特別関連講座

「万葉集ゆかりの敏馬神社を訪ねて

  〜歴史散歩と川柳講座〜」

 

◆日時 11月25日(土)午後2時〜4時

◆集合 JR灘駅南側

◆講師 谷口義子(神戸学院大学非常勤講師)

    芳賀博子(川柳人)

◆参加料/200円 定員/20人

◆参加申し込み・問い合わせ

 神戸文学館 TEL 078(882)2028

 

JR灘駅を起点に、徒歩で敏馬(みぬめ)神社をたずねます。

神社の起源は古代にさかのぼり、万葉集にも詠われた歴史ロマンのスポットです。

案内人は、あのNHK「ブラタモリ〜神戸編」で

タモリさんを案内された地域学のスペシャリスト、谷口義子さん。

どんなお話が飛び出すか今からワクワクです。

神社の後は坂道をゆったりめぐりながら神戸文学館へ。

文学館では川柳ミニ講座で川柳作りも楽しみます。

川柳初心の方も歓迎です。

20名限定なので、お申し込みはお早目にどうぞ。

http://www.kobebungakukan.jp/#museum-salon


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プロフィール


芳賀博子
元「時実新子の月刊川柳大学」会員
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より
担当
http://haga575.com

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