珈琲タイム

わくわく川柳ワークショップ

 

こちら実家のアーモンドの花。

もう、ちょっと散りかけで

神戸では桜が咲き始めました。

 

ところで過日、

俳人・朝倉晴美さんが立ち上げられた勉強会

「雲雀丘サロン」にお声をかけていただき

川柳のワークショップを開催しました。

その名も「わくわく川柳ワークショップ」です。

講師のパートナーは川柳仲間の小原由佳さん。

和室の会場で俳人と川柳人、膝詰めで?、

虫食い川柳や、出句無制限の印象吟を楽しみました。

 

印象吟のお題は、雑踏に鯰出現のユニークな絵。

「え、これ見て作るんですか」

「印象吟なんてはじめてで」

と、ちょっぴり不安げな方々も

ゴングが鳴るや、カリカリスルスルーと

鉛筆が走る走る。

 

  あの空からやってきたんだ大鯰  栄子

  信号の黄の点滅に飛花落花    早苗

  この髭を引けば世界がまた動く  ゆず

  

書くほどに得られる解放感とカタルシスに

「これハマるなあ・・!」

なんてコメントを真に受けて

さっそく次なる企画を画策中です。


新子花ごよみ #49


桜しんと 男と女あるばかり   新子

 

 

 

今日は時実新子の命日。

没後11年になります。

 

ふとご夫君、曽我六郎さんの

こんなつぶやきを思い出しました。

「新子は言うんだ。

 結局のところ、人生は男と女だって」

 

川柳大学の編集長でもあった曽我氏。

まさに博覧強記で座談の名手。

編集室のコーヒータイムでも

大いに楽しませてくださいましたが

ある日スタッフに

「あんたたちに一番大切なものって何?」

え?

「ぼくは・・自由、だね」

 

人生は男と女だとする妻。

自由こそ一番という夫。

愛と自由は矛盾だらけの不即不離か、なんて。

 

写真は今週、大阪造幣局で撮った一枚です。

通り抜けはまだまだ先ですが

一番桜はもう咲いていました。

 

(『時実新子全句集』/大巧社)


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プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

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