珈琲タイム

時実新子を読む会

月兎さんより、「時実新子を読む会」のご案内をいただきました。

ふるってご参加ください。

 

*************************

 

【月の子忌 時実新子を読む 〜新子没後10年〜】

 

句集「有夫恋」がベストセラーになった、

川柳作家でエッセイストの時実新子(1929年1月23日-2007年3月10日)。

日本の川柳界の第一人者であり、

長年、神戸新聞文芸の選者としても活躍しました。

今年は、新子が亡くなって10年という節目の年。

作家活動は50年以上、いまなお、読まれ続けている新子の名句を味わいます。

時実新子作品を毎年5年分ずつ取り上げて読み返すコーナーでは、

新子36歳〜40歳、革新系の川柳作家とも交流し始めた頃の作品を取り上げます。

 

◆と き 2017年3月4日(土) 午後2時〜3時半

◆ところ 神戸文学館

◆申込み・問い合わせ先 

 神戸文学館(tel : 078−882−2028)

 https://www.kobe-np.co.jp/info/bungakukan/

◆定 員 50名(先着順)

◆参加費 200円

 

企画:月兎

    八上桐子(川柳人・神戸新聞文芸川柳選者)

    妹尾 凛(川柳人)

 

土用サロン開催に合わせて「いま、こころに響く新子句」を募集します。

当日、冊子にして参加者に(応募者にも)進呈します。

あなたの心に響く新子の川柳を1句とコメント(50字以内)をお送りください。

senryuso@yahoo.co.jp へ。

2月15日締め切り。

 


冬の虹

 

 

先週、大寒の神戸に冬の虹がかかりました。

雪、雷、雨のちの虹。

六甲ライナーの車窓から思わず写メしました。

 

最初に気付いたのは女子高生。

「あ、虹!」

その声に小さな車両に乗り合わせた老若男女が

いっせいに窓の外へ目を向け、

微笑を交し合ったりもして、

しばし奇妙な一体感。

 

いや、だからどう、のエピソードなんですが

この虹、みなさんともちょっとシェアしたくアップしました。

なにかいいことありそう?

 

 虹など見せて神の機嫌のよき日なり  新子

 

 


新子花ごよみ #35


視野の端いつも夢食む鳥が居て   新子



 

鳥は小さな分身でしょうか。

日々のあれこれに取り紛れつつも

視野の端にはいつも夢食む鳥が

つつい、つついと遊んでいる。

いつか大きな空へはばたく日を夢みて。

 

すると

「いや、ボクはまったく違う風に読んだな」

と、ある柳友はいいました。

「その鳥は作者のなけなしの夢すら

ついばんでいるんじゃないかな。

つまり夢をみることすら許されない

つらい状況を詠んだのでは?」

 

さてどちらでしょうね。

読みによって思い描かれる鳥の姿も

ずいぶん違ってきますね。

私の中ではたとえばこんなルリビタキ。

 

 

(『時実新子全句集』/大巧社)


新春早々

 

 

あけましておめでとうございます。

神戸はぽかぽかとあたたかく、

薄着の初詣で年が明けました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて今年はちょっとメモリアルな年。

年末にも予告させていただいたように

今春3月10日をもって時実新子没後10年を迎えます。

メディアも注目し、さっそく元旦から

神戸新聞でこんな企画がスタートしました。

「新子を読む、新子へ詠む」

ゆかりの川柳人、俳人が、

没後10年の「今読むべき新子句」を挙げ、

自作1句を寄せるシリーズ。

管理人も昨日登場させていただきました。

 

ほかにもさまざまな企画、催事が予定されている新子イヤー。

当ブログでも随時情報お伝えしていきます。

どうぞお楽しみに。

 


| 1/1PAGES |

プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

カレンダー

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< January 2017 >>

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

コメント

リンク集

サイト内検索

 

モバイルサイト

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

recommend