僕なりの意見はあるけれど
今年は片付け元年。
という我が目標(野望)をいきなり頓挫させてはならぬと
資料、スクラップの整理に着手しました。
さくさく仕分け、だっと廃棄の気持ちよいこと。
が、ちょっと休憩のつもりで
お茶をのみながら、スクラップをなにげなく再読した途端、
あっと記事に引き込まれて作業はストップ。
あー、またもや同じ轍をふんでしまったーと後悔しきりながら
こういう時間がひそかに楽しかったりするんですよね。
ところでその記事とは昨春朝日新聞に掲載された美術史家・辻惟雄さんのインタビュー。
辻さんは、その著書によって、江戸の絵師・伊東若冲が
近年「奇想画家」として再評価され、さまざまに注目されるきっかけを作りましたが、
なぜ若冲ブームが起こったかについて、こんな風にも語っています。
「僕なりの意見はあるけれど、若い世代の見方を聞きたいですね。
今は僕の見方が、一般化しちゃっているようなところがありますから」
このひと言に、改めてはっとしました。
作品に新たな見方を提示しつつ、
それもまたひとつの見方でしかないと。
さりげなくも作者、作品への深い敬意を感じる言葉です。
さて川柳もまた時代によって見方、読み方は、
とつらつら考えているうちに紅茶はすっかり冷めてしまって、
さて片付けの続き。
という我が目標(野望)をいきなり頓挫させてはならぬと
資料、スクラップの整理に着手しました。
さくさく仕分け、だっと廃棄の気持ちよいこと。
が、ちょっと休憩のつもりで
お茶をのみながら、スクラップをなにげなく再読した途端、
あっと記事に引き込まれて作業はストップ。
あー、またもや同じ轍をふんでしまったーと後悔しきりながら
こういう時間がひそかに楽しかったりするんですよね。
ところでその記事とは昨春朝日新聞に掲載された美術史家・辻惟雄さんのインタビュー。
辻さんは、その著書によって、江戸の絵師・伊東若冲が
近年「奇想画家」として再評価され、さまざまに注目されるきっかけを作りましたが、
なぜ若冲ブームが起こったかについて、こんな風にも語っています。
「僕なりの意見はあるけれど、若い世代の見方を聞きたいですね。
今は僕の見方が、一般化しちゃっているようなところがありますから」
このひと言に、改めてはっとしました。
作品に新たな見方を提示しつつ、
それもまたひとつの見方でしかないと。
さりげなくも作者、作品への深い敬意を感じる言葉です。
さて川柳もまた時代によって見方、読み方は、
とつらつら考えているうちに紅茶はすっかり冷めてしまって、
さて片付けの続き。
- 2015.01.25 Sunday
- その他
- 14:07
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- by 「時実新子の川柳大学」管理人