珈琲タイム

憧れのバレエ


     〈映画 ブラックスワン〉

観に行ってきましたが、映画の感想は人それぞれ
これからご覧になる方も居られるので遠慮してお
きます。

バレエといえば、私が子供の頃お金持ちの家の子は
ピアノとバレエのお稽古が定番。
でもまだクラスで1〜2人だっだ。
グループの中にバレエを習っている子が居て、皆も
一緒に習おうということになった。

それぞれ、家に帰って親の許可を取らなければなら
ない。もうすでにトゥシューズを履いている自分が
そこにいる。
父と母が居る所で絶対OKがもらえると、話した。

あにはからんや
 私 「みんな一緒になんやけど」
 母 「アンタは身体が硬いから無理やない?」
 私 「お酢飲んで柔らこうするもん」
 父 「そんなモン、習ってどないするんや」
 私 「……(どないする言われても)」
 父 「せいぜいサーカスに売られるンがおちや」
 私 「えっサーカスに売られるん?」
エライこっちゃと翌日また友だちを集めて、その
話をした。みんな可愛いもので全員がそれを信じ
この話は無しになった。

商売人のわが家は、実益主義(?)!
ソロバン・お習字と英語・数学の塾には通わせて
くれた。考えると努力次第でなんとかなるもの
ばかり。バレエ・ピアノ・絵などは才能が必要。
親は自分の子を見抜いていたのだ。

阪急電車


          〈阪急電車〉

大阪では阪急沿線に住んでいたので、しょっちゅう利用
していた。とても懐かしい電車だ。




その電車がタイトルになった本の映画化。

「阪急電車 片道15分の奇跡」を見てきた。

原作は読んでいない。

映画は今津線が舞台。私は京都線だった。

その今津線を利用するいろんな人の人生が交錯する。

往路はその人たちの抱える悲しみ、悩みが紹介され

復路は6ヵ月後の3月、みなそれぞれに自分の行く

道を見つけ出して歩き始める。縁もゆかりもない人

が同じ電車に乗って少しずつ心を開いていく。

片道15分のローカル線で小さな奇跡を描くヒュー

マンドラマ。弟が通った大学も出てきて亡母と一緒

に弟の下宿探しにあの辺りを歩き周ったことなどを

思い出した。

関西のオバちゃんたちの騒々しさをオーバーに表現

してあったけど、さもありなんとも思った。

関東の電車内は静かだ。皆黙々と本を読んだり携帯

をしたり。時々けたたましい笑い声が聞こえるので

そっちを見たら、関西からの旅行者(オバちゃん)。


ホント、電車って不思議な乗り物だ。通勤の時には

毎日同じ時間の同じ車輌の何番目のドアって決めて

いるから何となく顔ぶれも同じになる。

いつもの顔が見えないと心配したりして。

何か奇跡が起こってもちっともおかしくない世界。

シズコさん



    〈2008年新潮社刊〉

ご存知の方も多いと思うけど、佐野洋子さんは元々
『100万回生きたねこ』の作者。
その後、絵とエッセイが大好きでいろいろ読んだ。
数年前、この『シズコ「さん』は本屋さんで「シンコ
さん」に見えて思わず手に取ったら、佐野洋子さんの
お母様の事を書いたエッセイと判り、すぐに購入した。
本箱を整理していたら出てきたので懐かしくなって
パラパラと捲っている。

お母様は93歳の大往生。兄弟が多くて、「シズコさん」
とは、あまり相性がよくなかったみたい。
本の帯に「あの頃、私は母さんがいつかおばあさんにな
るなんて、思いもしなかた。」とある。
私も、同じだった。シンコさんはずっとシンコさんだった。

2006年にシズコさんが逝った。
2009年にシンコさんが逝った。
2010年にようこさんが逝った。

今、また私の中で佐野洋子ブーム、「役に立たない日々」
『そうはいかない』の2冊が手元にある。
洋子さんも乳がんの再発でこの世を去られたわけだけど
なんか力をもらえる作家の一人。


関西に行きたいな


(毎日jpから拝借)

大阪駅が凄く変わった!
姫路は私が育った街
神戸は母が居た街
大阪は私の青春の街
特に大阪梅田は、隅から隅までズズズイーと詳しかった
40年前までは。
訪れる度に様変わりして行き、ちょっと浦島太郎のよう
な気分になったこともあった。
でも、ここまで変わると思い出もナンモあったもんじゃ
ない!新しい街としてぜひ行って見たい。
亡母はショッピングが好きではなかったので、一緒に
歩き回った覚えは少ない。けど、びっくりするだろうな。

その前に、神戸に寄ってお墓参りを済ませてからの話。
何とか体調が変わらないうちに実行しよう!


小夏ちゃん

「小夏」という名前です。

高知からの贈り物が届いた。
大きさは普通の温州ミカンの大きいの位。


リンゴのようにクルクル皮を剥いて皮と実の間の
白い部分も食べるのだそうだ。

先月も、同じ方から文旦(ボンタンではない)
をいただいて、これはその大きさと皮の厚さに
びっくり!味は爽やかで美味しかった。
伊予柑・八朔・夏みかんくらいしか知らない私。
熊本のデコポンにも驚いたな。

それより「川柳大学」だけのご縁なのにわざわざ
遠くから私のことを心配してくださる方が居てく
ださるということに感謝しなくては……。
これも皆、新子さんのおかげかな?
もちろん一番に新子さんにお供えしましたよ。

| 1/1PAGES |

プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

カレンダー

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< May 2011 >>

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

コメント

リンク集

サイト内検索

 

モバイルサイト

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

recommend