珈琲タイム

お月様


〈18日自宅ベランダからのお月様〉


まだまだ余震が続き、計画停電、その上放射能被害と

これでもかこれでもかというふうに攻められている。

2週間経った今も、まだ落ち着かない。恐い!

集中できない毎日だ。

一週間前のお月様、新子さんが心配して覗いてくれた

ような気がした。

 何だ何だと大きな月が昇りくる   (1973年作)

 ひたすらに子に逢いたしよ震度7  (1995年作)


 

あれから


〈17日自宅から見た夕日〉

いつもは線香花火の最後の玉のような夕日が沈む。
不気味な恐ろしい夕日だった。
周りの景色がピンク色になって、西の窓には異様な
オレンジ色の光が。玄関に出て見ても正視できない
光を放っている。上下の光もくっきりと。

あれから毎日震度3〜4の地震が続いている。
何をするにも落ち着かない。
幸いなことにわが家は計画停電の区域に入っていな
い。でも今、出来ることといったら、節電に協力す
ることくらいしかないので、暖房は出来るだけ控え
厚手の上着を羽織って暮している。
被災地は暖房用の灯油も今日辺りでなくなるらしい。
その上にこれでもかと気温の低下。
原発のことも輪をかけて心配だ。
被災された人たちの生きていこうという気力に改め
てがんばって!と祈るしかない。


巨大地震

先ず、東北関東巨大地震に会われた方々にお見舞い
申し上げます。
阪神淡路大震災のことをすぐに思い浮かべました。
地震の恐さを思い知りました。

私は東京の品川区在住。買物に出て舗道を歩いてい
た時に遭遇。電線がブランコのように揺れてガード
レールに必死で掴まった。
自宅に戻ろうとしたらエレベーターがストップ。
7階なので結構きつかった。が、帰宅難民の方の中に
は柳友もいらして4〜5時間歩いて戻られり、会社に
泊まったなどうかがって、私の7階なんて比じゃない
と反省!たまたま34階の高層マンションに居たとい
う方からも連絡が。
家の中は、事務局から移動してきた新子本棚がぐしゃ
りと倒れ、リビングに本が散乱。食器や植木鉢も壊れ
見るも無惨。同じ地域でも何も壊れなかったお家もあ
る。構造の違いなのかもしれない。アンラッキー?
翌日も今日も余震が度々有り、びくびくしながら過ご
している。まだまだ大きな余震が来るらしい。
そんな中、食料調達に出かけた道端に咲いていた菜
の花に元気をもらった。

神様どうかこれ以上の被害と恐さを止めてください!

命日

今日は母の命日。
 何気なく句集『1と2と3と4』を手に取り、頁を
 捲った。『愛走れ』以降の新子句を私が撰んで本に
 したもの。50周年の記念句集である。
 その中の好きな句をアップして亡母・新子に手を合
 わせることにしよう。

 みんなやさしいだから涙が止まらない 2002年
 群青にいま包まれる死のような      〃

 無為の日の呼吸もったいなく思う   2003年
 人間でよかった涙うつくしい       〃

 のんのんの春許される何もかも    2004年
 何も足さない何も引かない冬の影     〃

 合掌


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プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

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