珈琲タイム

♪今日も誰かの誕生日♪

ということで、今日は亡母の誕生日!

生きていたら82歳になる。

病気をする前の新子さんは、「おばあさん」という言葉は

似つかわしくなく、もちろん皺など歳相応の衰えはあった

けど、雰囲気が「おばあさん」らしくなかった。

どんなおばあさんになるのだろうかと楽しみだった。

頭がシャキッとしていたから、老人には思えなかったのだ

ろうか。でも、寄る年波で、人の名前が覚えられないと

こぼしていたことがあった。

そんな時には、何かに引っ付けて覚えると教えてくれた。

例えば武田さんは「信玄餅の武田さん」、北野さんだったら

「異人館の北野さん」などなど。

その方が、覚えることが増えて大変と思うのだが。

あだ名を付けるのが得意だった亡母にはうってつけの方法

だったのだろう。

最近、物忘れが多くなってきて亡母にボケない方法をちゃん

と教授してもらっておけばよかったと思うことしばしば。

亡母は78歳のまま私の中に留まっているが、思い出すのは

30代の母。

父兄会などで「時実さんのお母さん若くてきれいやね」と

言われていた頃。自慢の母だった。


『じぐざぐ遍路』



「朝日新聞社刊」

この本と徳島新聞へのエッセイを書いていたということが、

きっかけとなり今回の「時実新子展」を開催してもらえた。

これも朝日新聞に二年間掲載されたものが本になったのだが

その取材時に同行してくださった「渡邊節子」さんという、

記者の方がお若いのに一昨年突然亡くなられた(以前この

ブログにも書いたと思う)。その方を偲ぶ草刊行準備委員会

から原稿依頼があった。

付け焼刃も良いところだけど、改めて本を読み直してみた。

一泊二日乃至二泊三日で画家の方と三人で旅をしてひと月分

の原稿を書いていたらしい。この頃は、亡母ともトンとご無

沙汰で四国を回った細かい話は聞いてない。

でも、徳島に行く前に読んでおくべきだったと反省!

眉山頂上にある「ラモエス資料館」阿波踊りの練習をさせて

貰ったり、藍染めの体験など徳島での取材記事もあった。


これから徳島の「時実新子展」に行ってくださる方、ぜひに

ラモエス資料館にも行って見て、ラモエスの愛した「オヨネ」

と「コハル」の人生を新子さんが感じたようになぞってみて

ください。川柳のネタになるのでは?と思ったりしてます。



徳島続き

徳島の名物は鯛めしと徳島ラーメンと聞いたので、どんなこと

してもと鯛めしのお店「とゝ喝」さんを予約。



<「とゝ喝」さんのホームページから借用>

注文してから炊き上がるのに40分というので、さっそく注文。

それまでに新鮮なお造りの盛り合わせ。穴子の湯引きもあって

初めて食べる。夏場は鱧でも有名らしい。

クエの酒蒸しも、のど黒の煮付けも最高の味!

おいしいを連発して病気のことも忘れて舌鼓を打った。

もちろん鯛めしも期待を裏切らない!

残った分はおにぎりにしてテイクアウト。



<「とゝ喝」さんのホームページから借用>

このおにぎりを翌日「眉山」の山頂で熱いお茶と共に食す。

ホテルに一日置いていたので傷んでいたらと、弟が毒見。

goo!サインで全員でおにぎりをほうばった。

ナント美味しいこと!

タクシーの運転手さんによると、焼いて食べるのも良い

らしい。

子供たち夫婦4人、お母さんのお陰でこんな美味しいモン

が食べられたと感謝!

新子さんはこのお店来たのかな?


徳島へ


<7日の羽田発徳島行きの飛行機の中からの富士山>

何回か飛行機での旅は経験あるが、殆ど雲の上だったり、

夜だったりしたので、こんなきれいな富士山は初めて!

幸先いいと嬉しくなった。


<徳島県立文学書道館(瀬戸内寂聴さん館長)>

8日、いよいよ講演が始まった。

100名超えたとは聞いていたけど、申し込みをしていない

人とかがあって、結局ギュウギュウ詰めで118名の方々と、

亡母新子の思い出を共有してもらっての講演となった。

皆さん、私の拙いおしゃべりに笑ったり、泣いたりしてくだ

さり、まずまずの出来だったと自己評価(甘いかな)。

エアコンが暖房になってるので、人いきれで部屋は暑い!

一緒に行った家人や弟たちも汗びっしょりだったとか。

冷汗だったに違いない。

展示は、すっきりセンス良くまとめてくださって、新子さん

本人も見たかっただろうなと……。

書道館だけあって、新子自筆の百句(現物)が額に入れて、

ずらっと並べてある。それも壮観。

お近くの方は、ぜひ足を運んで欲しい展示会。

遠くの方は、川柳募集に応募してほしい!


よろしくお願いします!

新子展

新年明けましておめでとうございます。

5日から徳島での新子展が始まった。

入館した人だけにもらえるパンフレット。

来られない方たちにもぜひ差し上げたいと思

う冊子に仕上がってとても嬉しい。

私は8日の「母・新子を語る」の講演で明日

徳島へ向かう。

ありがたいことに初日時点で定員100名を

超えたのでもう、これからの申込みの方は、

お断りとなるらしい。びっくりだ。

川柳大学関係の方が数十名いらしてくださ

り、同窓会気分で臨めばいいと気楽に考え

ていたのに、そうなるとすごいプレッシャー。

今晩もまた、入眠剤のお世話に。

久しぶりの遠出に講演、ちょっと不安もある

けど初めての徳島だし、楽しんでこようと思

っている。

「ちゃんと、お役目果たしなさいや」と亡母

の声が聞こえる。


| 1/1PAGES |

プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< January 2011 >>

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

コメント

リンク集

サイト内検索

 

モバイルサイト

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

recommend