珈琲タイム

家計簿

今年は一度も映画に行けなかった。

何とか体調も戻ってきたので、先日「武士

の家計簿」を観に行った。

ソロバンが懐かしい。

ウチは文房具店だったので、ソロバンだけ

は亡父が店で一番良いものを卸してくれ

て、塾にも通った。

亡母も店の経理をするために見よう見まね

でソロバンを使えるようになっていた。

お店用の大きな5桁のソロバンだったよ

うな……。

税務署に行くのも母の役目。

後で聞いた話だけど、弟をチャンチャンコ

で背負い、私の手を引き、泣きの一手で税

務署員に多めに見てもらっていたらしい。

「武士の家計簿」は代々算用侍という役目

に付いた一家の話で、子供の頃から几帳

面に家の入出金を付けるように躾けられ

て、やりくりを任せられている。

それに比べ「商家の家計簿」(ウチ)は、

アバウトで亡母は缶々に小銭を貯めるの

が得意(?)で私たち姉弟はお小遣い制

ではなく、お金が要るときには母に言え

ばその缶々から出してくれていた。

小遣い帖も付けたことがない。

私は家計簿も付けてない。

それなのに二人とも経理の仕事に就いた

というヘンな姉弟。

ソロバンが役にたったということかしら。



誕生日


今日はクリスマス、私の誕生日。
いろんな方からカードやプレゼントが届いた。
今年は無病息災のお守りまでいただいた。
母からのメッセージカードが無いのが少し寂しい。
でも、来年一月の徳島新子展のリーフレットが
「ふんばりや」と微笑んでくれている。


川柳仲間の忘年会を兼ねた誕生会でのサプラ
イズ。いくつになってもうれしいもの。

蘭が好きな弟夫婦からの贈り物

姫路名物?

12月らしく冷え込みがきつくなってきた。
姫路のおでんの話が数週間前に読売新聞
に掲載されていた。
関西では「関東炊き」と呼んでいたっけ。
野里門のバス停のそばに「たかた」という
食堂の店頭に屋台があっておじさんがおで
んを仕込み販売していた。そのおでんの出
汁が生姜入りなのだ。
亡母が大きめの器を私に持たして買ってき
てと言うのが楽しみで、車が走る道路を零
れないように渡って持って帰るのが私の役
目。時々おじさんがオマケしてくれるのも
嬉しかった。
今でもその味が懐かしく、家ではおでんの
二日目には生姜を摩り下ろして入れて食べ
る習慣になっている。

今日はまた、テレビの「ケンミンショー」
という番組で姫路の変わった食べ物という
ことで、うどん焼きと焼きそばを一緒に
した物を紹介していた。
「ちゃんぽん」というらしい。60年も前
から姫路ではあったという話だけど、初め
て見た。
私はお好み焼き屋さんのうどん焼が大好き
で、亡母に頼んで同じものを家でも食べら
れるようにあれこれ注文を付けて、真似を
して作ってもらった。
こんにゃくを賽の目に切り、出汁で煮込み
それをうどんをほぐす時にかける。
おいしかったなぁ。


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プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

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