夏の思い出
最近無性に金魚すくいがしたい。
お祭りにも行かなくなったので、縁日とはご無沙汰!
ふと、小学生の時の夏休みを思い出した。
私は、小さい頃から商魂たくましい子供だったようで
お店ごっこが大好きだった。
いつもより多めのお小遣いをもらい、弟と近所の金魚
屋さん(当時はそんなお店があったのだ)に行き、
たくさんの金魚を仕入れてくる。
自宅には大きな盥があったので、そこに金魚を放す。
で、父に半紙をねだって(文房具屋なので売るほどある)
祖父には針金をもらい、金魚すくいの網を作るのだ。
亡母もせっせと作るのを手伝ってくれた。こういう手作
業は好きだったみたい。
そこからが私の本領発揮、一本10円だったか5円だっ
たか?友達や家族に売ってお小遣いを稼ぐという魂胆。
縁日に行かなくても良いので、けっこうみんな楽しんで
くれたようだ。よく売れた!
金魚がだんだんくたびれて力が弱くなると祖父の池に
入れて、また元気の良い新しい金魚を仕入れてくる。
そんな夏休みで、亡母はけっこう私の思いつき遊びに
は付き合ってくれていたっけ。
- 2010.07.23 Friday
- 思い出
- 17:48
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- by 「時実新子の川柳大学」管理人