「銀花」休刊
季刊誌「銀花」がこの春161号をもって休刊となった。
その40年の軌跡展が開催されるとの案内状をいただいた。
「愉しく美しい玉手箱があった」
会場:葉月ホールハウス(杉並区善福寺2−30−19)
(0120−829−198)
日程:2010年4月29日(水)〜5月16日(日)
(注意:5月10日〜14日は休廊)
時間:11:00〜18:00(入場無料)
私は、30年ほど前にはこの本が好きでよく買って読んでいた
ので、とても寂しい思いでいる。
バックナンバーも展示販売されるそうだ。
「銀花」で連載されていた「手をめぐる4百字」が2007年
1月に単行本になり亡母時実新子の肉筆も紹介された。
出版当時は、母も闘病末期であったがうれしそうにこの本
を手にしていた。
帯に50人の肉筆原稿を読もう!とある。
各界の有名人の名が連ねてあり、またもやミーハーの私は
数十冊購入して友達・知り合いに配りまくったのを覚えて
いる。
時実新子は「たばこを挟んだ指」というエッセイが掲載され
<手が好きでやがてすべてが好きになる>
この句も原稿の冒頭に新子自身の手で書かれている。
このエッセイを読みながら、若い頃母娘で最初に男の人の
何処を見る?って話になり「私、手」「ワタシも」と意見が
一致したのを昨日のことのように懐かしく思い出した。
展示中の15日には「劇団ひまわり」による朗読劇があり、
時実新子のエッセイももその公演で取り上げてもらえるら
しい。
- 2010.04.24 Saturday
- 川柳
- 16:36
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- by 「時実新子の川柳大学」管理人