珈琲タイム

望星2月号


「望星2月号」

先日のインタビューが記事になった。
特集 だから川柳! 小沢昭一・西木空人・富田富士也・
大田保世氏の面々がいろいろな角度で川柳を語られている。
穿ちと笑いを主流とする古川柳、ユーモア川柳などの中に
「新子さんの現代川柳は本誌にはなくてはならいもの」と、
再び紹介してくださった編集部の方々。ありがたい!
『時実新子のだから川柳』刊行から早2年。眼を酷使して
選句をしたことが昨日のようだ。
今回も傑作選として「母」「噓」「朝」が掲載されている。
 トマトの赤リンゴの赤に母あらず  平成3年作
 世の中に大きな噓の池がある   平成3年作
 朝の青夕べの青のそれぞれに   平成元年作
いづれも新子60代の句。ちょうど今の私の歳。
私も月一の句会で句作りに励んでいるが、なかなか「上出
来!」というわけにはいかず、悶々としているのが現状。
いつかこのブログが川柳でいっぱいになる、ナンテ事を夢
見ながら……心を遊ばせることに。 

 新子が書いている。
*川柳にかぎらず、文芸の真髄は「おもしろ」にあります。
 そのためにも好奇心を忘れず、心の探索をいつも!

婦人公論



今発売の「婦人公論」に、亡母が1982年に書いた手記が再掲載されている。宇野千代さん、大屋政子さんの三人の「夫婦の葛藤を生きて」というテーマで。『有夫恋』が刊行される前に掲載されたものらしい。再婚する前だ。私は読んだ記憶がない(忘れている?)ので、家族には隠していたのかな?新たな気持ちで読んでいくと、神戸で母はまだ生きていて、これを書いたような錯覚に陥った。こんなふうに活字で残り、亡くなってからも世の人たちに存在を示せるって改めて母の偉大さを思うのだが、私は、未だに亡母が上記のような有名人と肩を並べて表紙に名前があることが信じられないでいる。 いつか川柳で「時実新子」を取り上げてほしいという思いは、叶えられないだろうか。

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プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

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