珈琲タイム

親孝行

先週、三月句会の打合せに神戸に行った。
小さな会議室を借りての打合せ。そのロビーで私が着くなり
(一番遅かった)皆さんから「ワァ〜先生かと思った」「そっくり
になってきはったねぇ」との声が。
最近ヘアスタイルも短くしてるから余計かもしれない。
顔の形(私は丸い)は違うのに表情なんだろうか。
家でも主人に「お母さんとそっくりの顔した」「お母さんもそんな
物言いしてはったなぁ」と言われている。
亡母が元気だった頃はそんなに思わなかったし、言われなか
ったのにフシギなものだ。

夜の懇親会では、「新子先生」の思い出話に花が咲いた。
そこにいらした皆さんは教室という形で接触が多かったせいか、
一人ひとりの心の中に「新子さん」は生きていた。
ずっと叱られ役の人もあったそうだ。それでも教室をやめずに
続いたということは「新子先生」の魅力ということらしい。

そんな亡母には到底近づけない私だが、関西の皆さんの温か
い想いに助けてられて、せめてもの親孝行になればと、この三
月の句会を盛会に終わらせたいと願っている。

5月には、また岡山の「吉備路文学館」で「時実新子三回忌」の
展示会をやっていただけるそうな。
詳細はまだ未定なので、わかり次第ご報告したい。

 

お正月の過ごし方

あっという間に三が日も終わった。
私は、お盆やお正月に動くのがイヤで、ここ数年静かな東京を
楽しんでいる。
母が健在だった頃は、親不孝をしていたかもしれない。亡母も
無理強いして来いとも言わないし、ちょっと寂しいけどのんびり
自分たちのお正月をしようということになっていた。
でも、声だけはと電話で「おめでとう」を言うことに。
それが、電話をかけるタイミングが難しくて……。
母は相方と趣味も違うし、笑いのツボも共鳴できないと言って
いたが、なぜか相撲と大学駅伝だけは共通の楽しみだったよう
だ。だから、2日、3日はその放送時間帯にうっかり電話をかけ
て話をしようとしたら、電話の向こうで「エヘン・ゴホン」と咳払い
が聞こえて、母も遠慮がちに「まぁ元気でやりね」と言ってチョン。
別に日を改めて電話をかけてきてくれてあれやこれやと話できる
からなんてことないのだが、箱根大学駅伝といえば母のお正月を
思い出す。
 
  初めて山へ向いて新年迎えけり  新子 (平成19年1月)
  
  深々と啼いて百頭冬の牛      新子 (   〃    )

明けまして

明けましておめでとうございます。
拙いブログを読んでいただき感謝です。
今年は、3月に時実新子三回忌「月の子忌」句会を催すため
気を引き締めて、腕まくりをして新年を迎えております。
1月10日から申し込みを受け付けます。一人でも多くの方の
ご参加をお待ちしております。
皆様のご健康をお祈りしつつ、今年もよろしくお願いいたします。

 豚の鼻ピンク新年おめでとう  新子 (昭和46年作句)

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プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

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