母の手
「川柳大学」誌の2006年9月号の表紙
元会員さんから、この表紙を見ていて新子先生の手ってどんな
だったのかしら、知りたいとお便りをいただいた。
亡母はお出かけの時はだいたいマニュキュアをしていた(と思う)。
今のようなネイルアートはしていなかったが、プロの人にしてもら
ったと嬉しそうに見せてくれたこともあった。
母の手は小さくてすごく柔らかい(握手された方はご存じと思うが)。
ポニョポニョなのだ。本人曰く巳年生まれなので、身体も柔らかい
ということらしい。
手といえば、手相を見てもらうときに差し出す手を、母はパーの形
で掌を開く。母の姉は指を揃え、物を受けるようにして差し出す。
子供の私たちはどうかというと、私も弟もパー組でここにもDNAが
と大笑いしたことがあった。因みにパー組はお金が貯まらないそ
うだ。
<手が好きでやがてすべてが好きになる 新子>
- 2008.11.19 Wednesday
- 川柳
- 10:08
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- by 「時実新子の川柳大学」管理人