珈琲タイム

母の手


「川柳大学」誌の2006年9月号の表紙

元会員さんから、この表紙を見ていて新子先生の手ってどんな
だったのかしら、知りたいとお便りをいただいた。
亡母はお出かけの時はだいたいマニュキュアをしていた(と思う)。
今のようなネイルアートはしていなかったが、プロの人にしてもら
ったと嬉しそうに見せてくれたこともあった。
母の手は小さくてすごく柔らかい(握手された方はご存じと思うが)。
ポニョポニョなのだ。本人曰く巳年生まれなので、身体も柔らかい
ということらしい。
手といえば、手相を見てもらうときに差し出す手を、母はパーの形
で掌を開く。母の姉は指を揃え、物を受けるようにして差し出す。
子供の私たちはどうかというと、私も弟もパー組でここにもDNAが
と大笑いしたことがあった。因みにパー組はお金が貯まらないそ
うだ。

 <手が好きでやがてすべてが好きになる  新子>

神戸

先日、半年ぶりに神戸に行って亡母のお墓参りをしてご無沙
汰を詫びつつ、いろいろな報告をしてきた。
墓地は木々が紅葉し始めて秋の風情満載だったけど、何回
行ってもこんなところで一人きり、寂しいだろうと思ってしまう。
神戸の街は、ちっとも変わってなかった。
母がいなくなっているということをのぞけば。
 <さみしさの神戸元町シャーベット  新子>

お知らせ

少し、ホームページを修正した。 どこがどう変わったでしょうか?ナンテ……。 もう少しでカウントが1000を突破。ご覧いただいている皆様に 感謝感謝です。 さて、来年三月に時実新子三回忌の「月の子忌」句会を開催す る案内をお知らせにUPした。 元「川柳大学」購読者で住所を事務局にお届けいただいている 方と一周忌句会に参加いただいた方には案内状を今日発送し たので、詳細はそれをご覧いただきたい。 三月といえば、年度の変わり目で何かとお忙しい時期だと思う。 でも、一人でも多くの方のお顔を亡き新子に見せてやっていた だけたらと願う。

怪我のその後

怪我をして3ヵ月半になる。週一のリハビリに通っているが、
まだまだスムーズには歩けない。
私は、日頃の運動嫌いが祟り、自慢じゃないが筋肉が全然
ない身体らしく、まず筋肉を付けるところからのスタート。
今は、少し歩くとあちこちが痛くなり湿布だらけ。
先生の話によると、普通にあるけるようになるには今年いっ
ぱいはかかるそうだ。
実は、亡母も5年ほど前に捻挫をしたらしい。

こんなFAXが届いている。
――きのうから杖なしユ〜ラユラ〜
   ギプスがカタイからイタイ――
その時、母は一人で何もかもやったはず、今思うと手伝い
にも行かず可哀相なことをしたと反省あるのみ。
そういえば、救急車を呼ぶのは恥ずかしいと、馴染みの
電気屋さんを呼んで病院へ連れて行ってもらったと聞いた。
「あんたもワタシに似てあわてモンやさかい気ィつけや」と
亡母の声が聞こえる。

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プロフィール


芳賀博子
「時実新子の川柳大学」元会員。
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より担当。
ゆに代表。
https://uni575.com

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