吟行
今月の月の子会定例句会は、吟行ということで銀座に集合。
しょぼ降る雨の中、午前中は各自作句して10句会場に持ち寄り。
事前投句で雑詠を2句ずつ、それを清記したものと今回の10句を
それぞれ互選した。点数制で集計。
私の句は雑詠では、 独り暮らしの背中を押した百日紅 こりん
題詠(銀座)では、 路地裏の深い眠りをすり抜けて こりん
などが入選。
会場となった「らん月」というお店の名前も偶然「月」絡み。
川柳大学の事務局が東京に移った頃、このお店で「時実新子を囲
む会」というサロン句会をMさんの提案で企画したことがあった。
関東には、新子の教室がないのでいい企画だと私たちは乗り気だ
ったのだが、当の新子さんが忙しすぎて東京でそんなに時間が取
れないという理由(だったと記憶しているが)で没になってしまった。
もし、それが実現していたらこんな感じだったろうなと母を偲びなが
ら楽しい充実した句会となった。
部屋には、すぐりが活けてあった。
- 2008.06.29 Sunday
- 川柳
- 21:04
- -
- -
- -
- by 「時実新子の川柳大学」管理人