珈琲タイム

川柳新子座

川柳新子座大賞・準賞の受賞句を

第1回から順に振り返っていきます。

 

1989年 第1回

 

大賞  信号の黄に突っ込んで生きている  天根夢草

準賞  黒猫の恋遂げてなほ無愛想     新井雪子

    うれしくて乳房二つが毬になる   中村みや

    恋人にボタンはずしてもらう初夏  松田京美

    一升酒を呑んでも狂えない時計   大木晤郎

    掌に傷あり月に触れたるか     大川博幸

 

1990年 第2回

 

大賞  指切りのかたちのままの灰がある  西秋忠兵衛

準賞  菜の花のまん中 心配事がある   来住タカ子

    虚言癖パセリの種をどっと蒔く   高橋康夫

    詰襟の少年 首をもてあます    矢島玖美子

    百合三本包んで下さい急ぎます   坂井 隆

    力無き蠅を手首に休ませる     緒久葉子

 

1991年 第3回

 

大賞  あじさいや夫婦も同じ顔になり   長島正弘

準賞  夜桜にともだちのまま帰される   前川 栄

    桃よりも傷つきやすくなっている  高橋かづき

    コスモスに男の意地を笑われる   早川渓声

    芒野へ疲れた耳を置きに行く    楢崎進弘

    ざわざわと死者も生者も十二月   菊地 健


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プロフィール


芳賀博子
元「時実新子の月刊川柳大学」会員
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より
担当
http://haga575.com

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