珈琲タイム

新子花ごよみ #64

 

青年の理想だまってハイボール   新子

 

 

 

ハイボール、というと

十年ほど前からのブーム再燃で

いまやすっかり大メジャー。

居酒屋では「とりあえずビール」ならぬ

とりあえずハイボールでカンパーイ!

なんてシーンもおなじみになりましたね。

 

シュワシュワとのどごしよく、

値段も安い庶民派のお酒は

昭和のひと頃にも人気だったそう。

ちなみに本作は昭和31年、新子27歳のときに

発表された句です。

 

理想高くも、ことごとく壁にぶち当たり

思い悩んでいる青年。

理想の先には自身の将来、

さらにはニッポンのあるべき姿も

そびえているのかもしれません。

ゴクリ、ゴクリと黙って飲むハイボール。

そんな青年をいたわるように、励ますように、

そしてちょっとまぶしいまなざしで

見つめている主人公。

それぞれのこれからに想像が広がります。

 


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プロフィール


芳賀博子
元「時実新子の月刊川柳大学」会員
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より
担当
http://haga575.com

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