珈琲タイム

新子花ごよみ #50


晶子の涙わたしの涙何変わろ   新子

 

 

 

今年は与謝野晶子の生誕140年。

ただいま神奈川近代文学館では

特別展「生誕140年 与謝野晶子展 〜こよひ逢う人みなうつくしき」を

開催中です。

http://www.kanabun.or.jp/

 

さて晶子といえば新子。

さかのぼって約半世紀前、

句集『新子』を手にした国文学者・吉田精一はこう評しました。

 

 ひょっとすると、時実新子の句集『新子』は、

 与謝野晶子の『乱れ髪』のようなもった意義を

 川柳史の上に占めるかもしれない。

 

その後『有夫恋』が異例のベストセラーになり

大胆に情念を詠む作風から

「川柳界の与謝野晶子」と称されました。

没後10年以上を経てなお

メディアが新子を紹介する際にはこのフレーズが用いられ

今さらながらに新子登場時のインパクト、

また与謝野晶子のゆるぎない存在感を思います。

 

実際、新子自身も晶子の作品や生き方に

共鳴していたのでしょう。

他にもこんな作品を詠んでいます。

 

 晶子曼荼羅子らの寝顔に責められる

 愛ありて晶子に百首屏風あり

 

(『時実新子全句集』/大巧社)


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プロフィール


芳賀博子
元「時実新子の月刊川柳大学」会員
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より
担当
http://haga575.com

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