珈琲タイム

玉岡かおるさんのエッセイ

コスモス

秋風が心地よくなりました.

先日手にしたPHP10月号をパラパラめくっていると

玉岡かおるさんの連載エッセイ(幸紀行)に

十数年前に秋田へ新子を訪ねて行き、稲庭うどんを食し、

句会をした事が書いてありました。

新子さんがチャチャッとすばやく稲庭うどんを作った話、

玉岡さんが初めて参加の句会で7つの題全てに抜けた話

などの思い出が綴られています。

「浮く」という題で
  <苦しくて浮かべば水面に揺らぐ月> かおる

  <二、三人男が浮いているお池>   新子

来年3月の川柳大会にはひょっとしたら玉岡さんが参加

してくださるかもしれません。

楽しみです!

天花粉

蚊遣

残暑お見舞い申し上げます

2週間のはずが1ヶ月のご無沙汰になってしまいました。
まだまだ暑い毎日が続いております。

あまり汗をかかない体質の私が、ポタポタ汗を流しています。
先日、汗疹が出来そうになり天花粉を思い出しました。
子供のころ、お風呂上りには必ず天花粉をはたいてもらい、
鍵町の店の前に安楽椅子(木にテント生地を張ったもの)を
並べて弟と夕涼みをしてました。
亡母が喉から顎の下の方まで塗るので、お稚児さんのような
顔になった弟を面白がって、からかったりしながら。
気持ちいいので、そのままそこで眠ったり、蚊に刺されて、
「キンカン」を塗ってもらったり……。
亡母が横に座っていると近所のおばさんたちも集まってきて
井戸端会議になって大人の話を聞くとは無しに聞いてました。
TVなど娯楽のなかった時代でしたから、長い夏の一日の締
め括りのイベントでした。

「母の日」



今日は「母の日」
新子さんが亡くなって5回目の母の日です。

今朝、食事をしながら「お母さんの得意料理って何やっ
た?」という話になりました。

小さい頃は
★「お鍋で作る卵のポロポロ」
(スクランブルエッグだと知ったのは大人になってから)
★「くじらの生姜焼き」
(庭で七輪囲んで大鉢に焼立てをジュンと放込みながら)
★「甘酒」
(掘りごたつの中に毛布で包んだ甕を入れて大事そうに)
★「さつま芋の茶巾絞り(おやつ)」
(栗は無くさつま芋ふかして砂糖を入れ茶巾絞りにして)

大人になってからは
★「ちらし寿司」
(冷蔵庫にある野菜を小さく煮込んで、チリメンジャコ
 か穴子を数分酢に浸しておいて混ぜる)

もっといっぱいあったはずなんですがいつも顔あわせると、
美味しいもん食べに行こうと外食になるので、手料理をご
馳走になった覚えがないのです。

料理ではないのですが、新子さんの得意技に「手編みの
毛糸の靴下」がありました。
踵の目を減らすのもスイスイやってのけあっという間に
何足か出来上がります。
新子さんの若い頃のボーイフレンドでもらった方きっと
何人かいらっしゃると思います。

編み物をしてる母の姿、けっこう子供の頃の記憶に焼き
ついています。

昭和の日

昨日は昭和の日
前回のブログの続きになりますが、わが家は「チロリン村と
クルミの木」にも夢中になってました。


弟は「ひょっこりひょうたん島」の方が馴染みが深いよう
でしたが。亡母はどっちにも付き合って一緒に楽しんでくれ
ていました。

私が生まれた時、頭がピー子ちゃんそっくりだったととても
うれしそうに話していましたっけ。
それで、まる〜くなぁれ、ま〜るくなぁれと皆で頭を撫でて
いたら、こんなに丸くなってしまったらしいです。
(私を知ってる人はここで笑ってください!)

♪そんな時代もあ〜あったのに♪ 寂しくなりました!

新子さんが夢に


桜前線は北上中でしょうか。
私、今年の桜を見ずに春が終わろうとしています。

久しぶりに新子さんが夢に出てきてくれました。
姫路の家の2階です。会話は何もありませんでしたが、
若い若い新子さんでした。30代かな〜着物を着てました。

それからふと、子供の頃の懐かしい風景を思い出しました。
テレビっ子の私たちは、日曜日の夕飯は2階へ運んで食
べていました。
「NHKの相撲中継」→「てなもんや三度笠」→「シャボン玉
ホリデー」→「若い季節」と見たいテレビ番組が続くから
です。
父は店があるので、母と三人で炊飯器を囲んで……。
新子さんは相撲が大好きだったようです。

ある時は「事件記者」という番組に夢中になり、始まりの
音楽と鳩がバタバタ〜と飛び立つのが恐くて、下に居る母
に何をおいても2階に来てもらい、一緒に見てもらったり
しました。

昭和の懐かしい時代です。

新子さん誕生日



        お誕生日おめでとう!

毎年、1月の初めは亡母の誕生日のプレゼント探しで

デパートやブティックを歩き回っていました。

今でもふっと「コレ新子さんにどうかな」と、思って

しまう事があります。

何でも喜んでもらってくれた新子さんでした。

「おおきに! アンタはほんまにセンスがええ」と

褒めてくれていた親ばかな母はもう居ないのです。

誕生日の贈り物

12月25日は私の誕生日でした。

新子さんが18歳で初めて母親になった日です。

私のもう一つのブログでその25日の誕生日に素晴らしい

プレゼントを頂きました。

ぜひ新子さんにも聴いてほしいとここに彼女のブログを

紹介します。

<*Akira色のそら*

この歳になって「お母さん」に改めて感謝の気持ちを!

皆に祝ってもらってとっても幸せな誕生日でしたよ。

新子の子育て

                
                素材屋angelo


亡母の昔の手紙が出てきた。

弟の大学受験の頃、私が新婚の頃の話。


−−私の引越し祝いにポンと、ン万円ほどしたい

けれどT君の受験費用を貯めているからゴメンと。

それで、そのT君が模擬試験の成績が芳しくなく、

母としては、この数ヶ月早寝して、グースカグー

スカのT君に弛んでいると膝を正して心構えを問い

糺したそうだ。

T君も重々自分が悪いとわかっているけど、どうし

ようもない!自己嫌悪で腹の底から泣くT君を見て、

母は辛かったとある。−−


これまで、亡母に勉強しろと言われた事は一度も

無いと記憶している。

でも、弟は男の子なので母としてはそれなりに心配

していた様子が手紙から滲んでくる。

私は実家に居なかったので、弟との生活は知らない

けれど、母が40歳の時にしっかり子育てをやって

いた証拠の手紙。


17歳でお嫁に行き、18歳で母になった新子さん!

その娘の誕生日のクリスマスが近づいてきましたよ。

蚊帳があった頃

東北の被災者の方たちが避難場所の学校や体育

館で蚊帳を吊って寝てらっしゃるニュースを見た。


そういえばと子供時代に蚊帳で寝ていたことを

思い出した。



こんな緑色だったな。

部屋の4隅に金具があってそこに蚊帳のリングを

引っ掛ける。

畳む時が楽しくて亡母と一緒に二つに折って四つ

に折って、だんだん距離が近づいて行く。

最後に「はいどうぞ」と渡す。

夜、蚊帳に入る時には上手く入らないと蚊が一緒

についてくる。

父親が一匹でも蚊が入るとうるさいので、亡母が

団扇で扇いでくれている間に弟と滑り込む。

ふざけて蚊帳の裾をふんだら、蚊帳がバサッと落ち

てきて大騒動になった。

そんな子供の頃の親子雑魚寝の暑い夏を思い出しな

がら今年の夏を過ごした。

「奇跡」と「かるかん」


   〈是枝裕和監督の奇跡〉

「まえだまえだ」が好きなのと、他の出演者にも興味を
そそられて、それに加え福岡と鹿児島に数年住んでいた
のでその懐かしさも手伝って……見に行きました。
平日木曜日のせいもあり、観客五人。
これはちょっと寂しい。

鹿児島と福岡が舞台で、祖父(橋爪功)の作る「かるかん」
が出てくるのですが、孫に食べさせ味はどうかと聞く。
あんこの入ってない方なので「なんかぼんやりした味やな」
と孫。
映画の感想も「なんかぼんやり」。
でも「ほっこり」でした。

鹿児島名物の「かるかん」。
最初、新子さんにお土産でもって行った時に猫の餌なん?と
聞かれました。
ちゃいます、山芋で作ったお菓子なんです。

   〈「明石屋」という老舗の品 HPから拝借〉
四角い方があんこ無し、丸い方があんこ入り。
甘いものが苦手な私でも餡入り4つ位はいっぺんに食べら
れます。新子さんも美味しいとけっこう食べてました。

私が初めて家族から離れて住んだ場所が福岡でした。
結婚してからもずっと祖父母・伯母の近所で暮らしていて
心細い独り立ちの地(もちろん旦那は一緒ですが)。
それから、鹿児島に行き、桜島の火山灰が降る中、8年程
暮しました。
亡母も一度だけ伯母と一緒に遊びに来てくれて、あちこち
美味しいもの食べて観光をしました。
私も新子さんも自分たちの生活で一番忙しい時だったよう
に記憶しています。
「お母さんと別れようと思うんや」と父からの電話も。

家族一緒に住みたいという「奇跡」を念じることが発端で
始まった子供の願いがいつの間にか違うものになり、父親
母親、弟それぞれの生活を大切にすることにした、兄。
なんとなくその時代の私の潜在意識の中にも同じようなも
のがあったかもしれません。

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プロフィール


芳賀博子
元「時実新子の月刊川柳大学」会員
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より
担当
http://haga575.com

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