謹賀新年
あけましておめでとうございます。
神戸の初日の出です。
皆様に幸多き一年となりますように。
はじまる、はじめる。
新しい一歩をここからも。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
- 2024.01.01 Monday
- その他
- 09:43
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- by 「時実新子の川柳大学」管理人
あけましておめでとうございます。
神戸の初日の出です。
皆様に幸多き一年となりますように。
はじまる、はじめる。
新しい一歩をここからも。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
皆様にとって、素晴らしい一年でありますように。
こちら備前焼のうさぎも、
神戸のやわらかな初日を受けて、跳ねる構えです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
過日、装幀家・菊地信義さんの逝去が報じられました。
3月28日、永眠。
共同通信の記事によれば、
1万数千点もの本を手がけられ、
「多摩美術大デザイン科を中退後、1977年に装丁家として独立。
シンプルな書体や余白を生かし、装丁の第一人者として知られた。
山川出版社の多くの教科書や「渋沢龍彦全集」、
俵万智さんの歌集「サラダ記念日」などを手がけた。」
実は時実新子の句集『有夫恋』(朝日新聞社)の装幀も
菊地さんによるものです。
発行は『サラダ記念日』と同じ1987年。
その年末、本書も店頭に並ぶやたちまち大反響を呼び、
句集としては異例のベストセラーになりました。
つまり、菊地信義さんは35年前、
その「異例」の2冊の両方を手がけられていたわけですね。
『有夫恋』はセンセーショナルな作品とともに、
従来の川柳句集とはまったく違う
新鮮な装幀でも、あっと世の注目を集めたことと思います。
謹んで合掌。
あけましておめでとうございます。
笑顔あふれる素敵な一年でありますように。
新しい川柳イヤーのはじまり、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
不思議なシンクロもあるものです。
つい先日、さる方より
季刊「上方芸能」のバックナンバーを
数冊いただきました。
「上方芸能」といえば
木津川計さんが発行人を務められた伝説の雑誌。
関西の芸能、文化の情報を発信し続け
2016年に200号をもって終刊しました。
今日ふと、そのうちの1冊、
167号(2008年3月発行)の背表紙に
目がとまりました。
「特集 どうなるー2050年の上方芸能界」
ん! と興味を引かれて開いてみると
各界58氏が、2050年の上方芸能界を大予想しています。
その中に、三代目・澁谷天外さんの一文がありました。
「澁谷天外」といえば、二代目(つまり三代目の父)が
NHKの朝ドラ「おちょやん」のヒロインの相手役、
天海一平のモデルとなっていることでも話題ですね。
その一平が、今朝の回でこんなことを語っています。
「『春団治』は私自身の物語です。
愚かで哀れな人間です
でもそういうところにこそ、喜劇があると・・。
悲劇がなくなるために喜劇をやってるのかもしれませんな」
そして、まさに今朝聞いたこのセリフが
今日開いた2008年の「上方芸能」の1ページにあって
びっくりしました。
掲載されている三代目天外さんの一文から引きます。
二代目天外は
「喜劇をやらなくてもいい世の中を目指して
喜劇を続ける」
という矛盾を含んだ名言を残しているが、
現在の世情を見ていると、
なかなか喜劇のなくなる日は
来ないであろうと察せられる。
さて40年後の上方の実演は
どうなっているであろうか?
つまり、「一平」のセリフは
リアルに二代目の言葉そのものだったんですね。
名喜劇役者の「名言」に、2度も遭遇するとは。
さても、謎めき、含蓄のある言葉です。
「おちょやん」はいよいよ今週が最終週。
激動の世に笑いを届け続けた喜劇人たちが
さて、最後にどんなドラマを見せてくれるでしょうか。
先日、神戸の市立中央図書館に出向いたところ
入口すぐの防災コーナーで
こんなポップなカードが
無料配布されていました。
名刺サイズのカードに書かれている
「そなえとう?」とは
神戸の方言で「そなえている?」の意味です。
裏返すと神戸市による「KOBE防災ポータルサイト」のQRコードが。
さっそくアクセスしてみると
大人も子どもも、気軽に楽しく防災が学べる情報が
盛りだくさん。
ついゆるみがちな防災意識を
きゅっと締めなおしたところです。
みなさんも、そなえとう?
今週3月19日に神戸でもスカイバスが発進しました。
屋根のない2階建ての観光バスで
潮風を感じながら、1周約70分で街めぐりするそうです。
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201703/0010012833.shtml
これ、めっちゃ気持ちいいやろなあ、
と神戸人としても興味しんしん。
さてスカイバスといえば、ぱっと浮かんだのがこの一句。
スカイバス生きてることを伝えてよ 望月こりん
望月こりんさんは、前・管理人の安藤まどかさんの雅号で、
本作は東京の吟行で詠まれたものです。
一読、空が開け、心つかまれた句。
2011年6月20日付のブログでは
句とともにその日の模様が紹介されているので
一部再録しますね。
何とか午前中の雨を避けたくて、おまじないに
新子さんが使っていた名前入りの傘を持参した。
吟行はあまり好きでなかった新子さんだったが、
晴れ女の妙を見事果たしてくれた。
二階建てバスにも一緒に乗ったんだよ。新子さん!
今度神戸のスカイバスに乗ったら
空に向かって手を振りますね、まどかさん!
先週、大寒の神戸に冬の虹がかかりました。
雪、雷、雨のちの虹。
六甲ライナーの車窓から思わず写メしました。
最初に気付いたのは女子高生。
「あ、虹!」
その声に小さな車両に乗り合わせた老若男女が
いっせいに窓の外へ目を向け、
微笑を交し合ったりもして、
しばし奇妙な一体感。
いや、だからどう、のエピソードなんですが
この虹、みなさんともちょっとシェアしたくアップしました。
なにかいいことありそう?
虹など見せて神の機嫌のよき日なり 新子