新子花ごよみ #78
この雪を見ている人の眸を想う 新子
元日早々の能登半島地震、
被災された方々には心よりお見舞い申しあげます。
29年前の阪神・淡路大震災の際には
時実新子も神戸で被災。
作家活動の転機ともなりました。
ぽっと掲句が浮かびました。
発表されたのは、ずっとさかのぼって
1956年(昭和31)、新子27歳のときです。
雪を見ている眸、
また、その眸を想う眸もまた湖のように澄み、
「想う」深さを伝えます。
- 2024.01.10 Wednesday
- 新子花ごよみ
- 07:40
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- by 「時実新子の川柳大学」管理人