珈琲タイム

「ずぶぬれて犬ころ」こちらでも上映中

映画「ずぶぬれて犬ころ」観ました!

http://www.zubuinu.com/

 

大阪ではただいまシネ・ヌーヴォで上映中です。

http://www.cinenouveau.com/

 

 

ご存じ吉備路文学館では「生誕90年時実新子展」と同時に

「映画『ずぶぬれて犬ころ』(住宅顕信)上映記念企画展」が

開催されています。

http://www.kibiji.or.jp/

 

映画も各地で順次公開され、ますます話題を呼んでいますが

企画展と映画。

どちらを先にご覧になっても、

きっと新たな気づきがまたいろいろ、ですよ。

 

さてシネ・ヌーヴォ。

雰囲気そのものもアーティスティックで

とっても味のあるミニシアターです。

明日からはレイトショーでの上映になります。

お近くの方はぜひどうぞ。


第24回 川柳クレオ 川柳大会

「川柳クレオ」様から大会のご案内をいただきました。

秋恒例の大会、みなさんふるってご参加ください。

******************************

第24回 川柳クレオ 川柳大会

●とき :令和元年10月13日(日)
受付 10時  投句締切 12時  披講 午後1時
●ところ:千里山コミュニティセンター
(阪急千里山駅 東口徒歩2分 

 /BiVi千里山3階 TEL 06-6310-7002)
●参加費:1,000円  欠席投句拝辞  特選句には図書カード進呈
事前申込み不要

兼題と選者(各題2句投句)
1 つらい    吉田利秋

2 びっくり   石川憲政
3 まぐれ    秀川 純

4 美しい    大海幸生

5 許す(許し) 門前喜康

6 たっぷり   平尾正人

7 わざと    小林康浩

8 ひらひら   黒川利一

9 変える    大西俊和

10 忘れる     中野文擴
11 雑詠      永政二

 

◆主催 川柳クレオ(講師 島村美津子)

※懇親会のご案内

 午後5時〜7時 会費3,000円

 当日、受付でお申し込みください。


今日の一句 #64

 

青年の理想だまってハイボール   新子

 

 

 

ハイボール、というと

十年ほど前からのブーム再燃で

いまやすっかり大メジャー。

居酒屋では「とりあえずビール」ならぬ

とりあえずハイボールでカンパーイ!

なんてシーンもおなじみになりましたね。

 

シュワシュワとのどごしよく、

値段も安い庶民派のお酒は

昭和のひと頃にも人気だったそう。

ちなみに本作は昭和31年、新子27歳のときに

発表された句です。

 

理想高くも、ことごとく壁にぶち当たり

思い悩んでいる青年。

理想の先には自身の将来、

さらにはニッポンのあるべき姿も

そびえているのかもしれません。

ゴクリ、ゴクリと黙って飲むハイボール。

そんな青年をいたわるように、励ますように、

そしてちょっとまぶしいまなざしで

見つめている主人公。

それぞれのこれからに想像が広がります。

 


新子展リポート

吉備路文学館での特別展「生誕90年 時実新子展」に

行ってきました。

http://www.kibiji.or.jp/

 

こちらは緑美しきエントランスです。

 

 

写真の右端。

はい、新子先生ですね。

さっそくポスターの中から

笑顔でお出迎えです。

 

ではさっそく中へ

・・と新子展についてはこれはもう

ぜひご自身でご覧いただきたいのですが

文学館の許可をいただき

少しご紹介させていただきますと

 

 

 

今回のテーマは「ことばの力」。

直筆原稿や色紙、短冊、ハガキなど

さまざまな展示品から

ダイレクトにことばの力を感じられる構成。

また貴重な愛用品の数々もファン必見。

 

 

と展示もさることながら

吉備路文学館は

そのたたずまいや庭園の美しさでも知られる

人気の文学館です。

 

2階にはホールがあり、今月16日には

「現代川柳」主催の川柳大会も

華やかになごやかに開催されました。


今日の一句 #63

 

断念の海の一点から朝日   新子

 

 

 

断念のはるか一点より昇りくる朝日。

再びまっさらの一日が始まろうとしています。

 

本作は、昨日から吉備路文学館でスタートした

時実新子展のポスター、チラシに掲載されている1句。

「川柳大学」130号(2006年10月)に発表された

新子77歳のときの作品です。

 


時実新子展のスペシャルプレゼント!

さてさて!

吉備路文学館の時実新子展では

こんなスペシャルプレゼントが用意されています。

 

ジャジャーン!

なんと「川柳大学」のバックナンバーなのであります!!

 

 

以下は吉備路文学館HPでのご案内です。

http://www.kibiji.or.jp/

******************

本特別展の開催を記念し、会期中に展示をご覧いただいた方に、

時実新子が1996年に創刊した川柳誌「月刊川柳大学」の

バックナンバーをさしあげます。

※会場に実際に置いてある中から選んでお持ち帰りいただく形となります。

 号数の指定などはお受けできませんのでご了承ください。

*******************

 

どの号にも主宰・時実新子のことばが生き生きとあふれています。

もちろん会員作品も個性豊かに魅力たっぷり。

 

もはやなかなか入手のかなわぬ、まさに稀少本を

お手元でゆっくり味わっていただけるチャンスです。

ただし数に限りがありますので、

ぜひお早目にご来館の上、ゲットしてくださいね。


時実新子展、いよいよスタート!

お待ちかね、吉備路文学館にて

特別展「生誕90年 時実新子展」がいよいよ本日よりスタートします。

http://www.kibiji.or.jp/

 

「ことばの力」をメインテーマに

同時開催される

「映画『ずぶぬれて犬ころ』(住宅顕信)上映記念企画展」も必見。

みなさん、ぜひ!

 


時実新子、新アンソロジー刊行 !!

緊急告知!!

近日「現代川柳」編集部さん編集のもと、

時実新子の新刊が刊行されます。

新子ファンはもちろん、川柳ファンはもちろん

これまで川柳を知らない方たちにも

ぜひ出会ってほしい1冊です。

 

以下、ニュースリリースから。

***********************

 

 

時実新子川柳アンソロジー

『愛は愛は愛は』

 

著者:時実新子 編者:「現代川柳」編集部

伝説の柳人・時実新子の川柳アンソロジー決定版。
全集未収録句・未発表句を含む珠玉の352句を収録。

定価:1500+税

発行:2019615

 

 玉葱のツンと緑のエゴイズム

 体内にオリオン誕まれたるを秘す

 手に持つと葡萄の房も共犯者

 愛そうとしたのよずっとずっとずっと

 蝶の道まちがいきって美しや

 

このたび左右社より時実新子川柳アンソロジー『愛は愛は愛は』刊行の運びとなりました。
時実新子は80年代に刊行した『有夫恋』(朝日新聞社)がベストセラーとなり、

「川柳界の与謝野晶子」と呼ばれるほどの才能で多くの読者を獲得しました。

しかし、生前に上梓された新子の句集も、現在古書を除いて入手できるのは、

kindle版『有夫恋』のみです。

2007年に惜しまれてこの世を去った新子ですが、御代がわりの今年は生誕90周年となります。

文学と称され、時代を越えて読みつがれるべき新子の句を、

ふたたび句集という形で世に送り出せないだろうか、

というところからこの企画がスタートしました。

本書は、新子生誕90年を機に、

既発表全集未収録句、クローズド、少人数の参加者で行われた句会で詠まれ、

未発表となっている句を含む352句を「現代川柳」編集部が選句し、編みました。

※「現代川柳」編集部付記

全句集に未収録の句は全部で88句です。

そのうち、川柳大学、その他書籍で活字になっているものは65句。

あとはサロン句会の句会報から拾いました句を未発表句と分類し、それが23句です。

 

【プロフィール】

著者:時実新子(ときざね・しんこ)

1929年岡山県生まれ。川柳作家。17歳で結婚。

25歳で神戸新聞川柳壇に初投句、48歳で同川柳壇選者。

著書に句集『新子』『有夫恋』『愛走れ』など。『川柳新子座』シリーズ。

エッセイ集『愛ゆらり』『死ぬまで女』『悪女の玉手箱』など。

87年編集者・大野進と再婚。962月「川柳大学」創刊。2007年没。


平成の詩歌人たち

ただいま、岩手の日本現代詩歌文学館で

こんな常設展が開催されています。

 

「平成の詩歌人たち

   ー 響きあうことば ー」

 

平成31年3月19日(火)ー 令和2年3月15日(日)

https://www.shiikabun.jp/

 

 

すでに足を運ばれた先輩から図録をいただきました。

 

まさにタイトルが展示のテーマそのもので、文学館の収蔵する

・平成に生き、没した詩歌人たちの直筆作品42点
・平成に生まれた詩歌人たちの直筆作品18点

などが展示されているそう。

 

その中に時実新子の色紙もあります。

図録でご紹介しますと、こちらです。

 

 

 手に掬い手からこぼして吉井川

 

吉井川の「川」の字のおしまいの線が

まるで川のようにリズムをつけて

長く美しく伸びています。

 

ほかにも川柳部門ではこんな作家たちの

こんな句の色紙や短冊も。

 

 天国と地獄と遊ぶ独り酒       斎藤大雄

 恥かいて覚えたことで食っている   今川乱魚

 こぶしひらいても何も無いかもしれぬ 尾藤三柳     

 美しい嘘空席が一つ有る       脇屋川柳

 帰省子の駅より直に田の母に     大木俊秀   

 

一方、平成生まれで現在活躍中の作家からはこのお三方。

 

 いけにえにフリルがあって恥ずかしい 暮田真菜

 自画像を黄色く塗り潰して 春    岡しおり

 甦り 現世までも のみこみて    佐藤 光

 

世代を超えて響きあうことばたち。

お近くの方、ご興味のある方はぜひどうぞ。


新子花ごよみ #62

 

母だから泣かない母だから泣く日  新子

 

 

 

もうすぐ母の日。

ということで今回はこの1句を選びました。

もう余計な解説は要りませんね。

時実新子の代表句のひとつであり、

新子句集シリーズの

『母 走りつづける 列車のように』にも

収載されています。句集には他にも

 

 生んだ覚えのある子が敵になってゆく

 旅に出て思う長女のランドセル

 母から母へ母から母へ軋む音

 

ところで句集のサブタイトル、気になりませんか?

「走りつづける 列車のように」とは、って。

これについて新子自身が前書きにこう書いています。

 

 母と子、特に母と娘は列車なのですね。

 快走の日もあるけれど、

 トンネル、坂、鉄橋、横風、向かい風。

 駅では別れの手が千切れたりもします。 

 連結器の軋み音は母と娘を傷つけ痛ませます。

 それでも繋がないと列車は走れないし、 

 大体、切ることができないのですから、

 「いのち号」は今日も、泣いて笑って、

 歓びの笛を吹くのです。


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プロフィール


芳賀博子
元「時実新子の月刊川柳大学」会員
初代管理人・望月こりんさんより引き継ぎ、2014年2月より
担当
http://haga575.com

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